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【ユニクロセルビッジジーンズ】穿き込み12ヵ月の色落ち

 

とうとう1年。前回から2度洗濯。

今回は8度目と9度目の洗濯後の写真を載せる。あと一応一区切りということで思ったことを書く。 

 これまでの経過は以下の記事で。

【ユニクロセルビッジジーンズ穿き込み】記事まとめ - 世界に報いるニートの叫び

8度目の洗濯後

前回から1週間で洗濯。

 

ユニクロセルビッジジーンズ12ヵ月の色落ちフロント:image

いつも通り変化なし、と書こうと思ったが、これまでの写真を見返して比較すると、耳のアタリが結構出てきていることに気付いた。このジーンズの場合、手洗いが多かったけど洗濯機で洗ってればもっと出てたのかも。

セルビッジだから良いジーンズとかは全く思わないし、ジーンズを選ぶ基準にはしてないけど、純粋にシームの色落ちはセルビッジが一番好きではある。

 

後ろ

ユニクロセルビッジジーンズ12ヵ月の色落ちバック:image

相変わらず膝裏の主張が激しい。写真だとわかりにくいけど、よく晴れてる日の屋外や屋内でも明るい場所、例えばショッピングモールみたいなとこだとかなり気になる。

 

9度目の洗濯

前回から2週間で洗濯。10月に入り急激に涼しくなってきた。ちなみに個人的には最高気温が20℃を割ったときが新しいジーンズをおろすタイミング。

余談だけど、ほぼ同時にレザーライダースが出てくるのでこの時期は気候の変化が急激に感じられて僕は毎年切なさを覚えている。

ところで今回の洗濯では、シーツやら布団カバーやらを洗うときに一緒に洗濯機へぶち込んだので、漂白剤入り洗剤や柔軟剤にたっぷり浸っている。もうそこまで過保護になる時期は終わったので。

 

 faded uniqlo selvedge jeans 12months front :image

くっきりと刻まれていたアタリは、ジーンズ全体に起こる均一な色落ちに侵食されるようにして輪郭がぼやけ始めている。それでも今はジーンズ全体の青さが目立つので白く色落ちした部分も際立っている。

 

腰周辺

ユニクロセルビッジジーンズ12ヵ月の色落ち腰ヒゲ

腰のあたりをアップで見るとこんな感じ。

複雑な形のヒゲは、ウェストや腰回りに余裕があったことで生じたものだと思う。さらにオンスの低い生地ということも手伝い、生地が柔らかくなるにしたがってなだらかなシワが入るようになったので全体の中でも複雑な色落ちをしている。単調なスジのような色落ちよりも好み。

 

後ろ

faded uniqlo selvedge jeans 12months back:image

自転車によく乗っていたり頻繁に座っていることもあり、尻ばかり色落ちしていくのではと怯えていたがビビってたほどではなかったので安心。全体的に色が落ちる中で割と紛れてきた。

また、ふくらはぎや腿裏の色落ちが進む一方、膝裏には比較的色が残っていることでハニカム状の色落ちが際立っている。

 

膝周辺

ユニクロセルビッジジーンズ12ヵ月の色落ち膝ハチノス:image

膝周辺のアップ。

膝回りは穿いていて一番ストレスを感じた部分であり、タイトに穿いていた影響が色濃い。膝裏は現在最も色の濃い部分なので凹凸部でのコントラストが強い。また、耳のアタリが一番はっきりと出ているところでもある。

あと、膝裏のハニカムがシームを跨ぐようにして膝回りの放射状の色落ちに繋がっている。こういう加工ではなかなか説得力を出せない色落ちこそが、自分で穿き込む醍醐味を感じるところでもあるし、あっさりしたコーディネートを成り立たせてくれていたりする。

 

 

生地感の変化

穿いてみると、初めのころと比べて生地がかなり柔らかくなったのがよくわかる。柔軟剤を使わなくてもそう感じる。これまでは洗濯の度、伸びた生地が戻って固くなるのがはっきりとわかったが、この頃それもあまり感じられなくなってきた。戻るは戻るが戻り幅が小さくなった感じ。

確かに穿き心地が良くなったとも言えるけど僕としてはあまり歓迎できない変化。生地が弱ってきた証拠でもあるし、基本的に服全般ハリのある硬い生地感のものが好きなので。拾わなくていい脚のラインを拾っていたり、ゆるいドレープが出ているのが気になる。

アイスブルーみたいな色味まで落としたいと思ってたんだけど、そこまでは生地が耐え切れないかもしれない。いや耐えられはするんだろうけど、自信を持って穿ける生地感は保っていなそう。ユニクロのというより13オンス程度のジーンズの限界なんだろう。

 

1年間穿いて思うこと

これからもちょこちょこ穿くとは思うけど、とりあえず一区切りってことで感想。

やっぱもっと洗えば良かったなと。色落ちの面でも生地の面でも、もっと頻繁に洗濯した方がこのジーンズのポテンシャルを活かせてた気がする。

それでもこのジーンズには楽しませてもらったし活躍してもらった。服に関して、「価格の割には」とか言うのはなんか違うと思うのであまり言いたくないけど、このジーンズが市場のなかで居場所を作れずに消えていったのは悲しく思う。

ちなみに僕の母は「安っぽい色のジーンズ。それユニクロでしょ」と見るたびに言っていたので、僕の目が腐ってるだけかもしれない。

 

一旦おわり。

今後もちょくちょく写真撮るので、溜まったらまた記事にすると思う。

 

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